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リアルタイムでワクチン接種状況を見よう
—ワクチンクラウドってどんなアプリ?
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POINT
ただ実体験だけを共有する“中立的“アプリ
ワクチンクラウドは、医師や専門家の見解や医学的根拠を伝えるだけのアプリではありません。また、副反応の恐ろしさを伝えるものでもありません。
あくまでも、中立的な立場で客観的に副反応情報をデータ化し集約し、そして開示することを目的として運用されるものです。
「医学的にはこのような根拠があって、だからこのワクチンは安全です!」という安心安全を押し付けることなく、あくまでも「実際にどのような副反応が出たのか」という情報を収集しているため、「そうはいっても実際どうなのよ」という部分が分かることを強みとしています。
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リアルタイムでの副反応情報が得られる
本アプリでは、リアルタイムで対象ワクチンの副反応情報を集めています。
そのため、今シーズンのワクチンは副反応が出やすい、あるいは出にくい、副反応が重い、軽い、といったリアルタイムの情報をチェックできます。また、どのような症状が現れやすいのか、どのような人に症状が出やすいのか、といった傾向を知る上でも役立ちます。
ワクチンクラウドでは、実体験としてのユーザーのワクチン副反応情報を収集してデータ化していくため、むやみにワクチンを怖がるのではなく、傾向を知り、「今」打とうか迷っている人の参考にもなりますので、実用的アプリとして活用いただければ幸いです
HPVワクチンの有用性と副反応の不安にも
コロナワクチン、インフルエンザワクチンは、多くの方に馴染がありますが、HPVワクチンはあまりポピュラーではありません。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因となるウイルスです。他にも皮膚病や性感染症の原因となるウイルスで、非常に身近な存在です。
がんの中でも子宮頸がんだけが、ウイルス感染により発症するものとして、ワクチンで予防ができるとして知られています。
日本では2013年4月に、小学6年生から高校1年生の女性を対象にHPVワクチンの無料での定期接種が始まりましたが、接種後に体の痛みや不調を訴える声が上がったことをメディアが大きく取り上げたことにより、副反応を恐れてワクチン接種を敬遠する女性が増えたことで、現在も先進国の中では非常に低い接種率となっています。
カナダやイギリスでは8割以上の女性が接種していますが、日本では1割に満たない接種率で、ワクチンで防げるはずの子宮頸がんで、毎年3,000人前後の女性が命を落としています。
これは女性だけの問題ではなく、性交渉で感染するウイルスのため、男性の接種も推奨されており、諸外国では男性のワクチン接種も進んでいます。子宮頸がん予防だけでなく、男性自身の咽頭がんの予防にもつながると言われており、自分自身、そして自分の大切な人の命と未来を守るために行動する男女が増えています。
そんなHPVワクチンですが、やはり副反応の実際については不安や心配も多いかと思われます。そんなときに、ワクチンクラウドを活用して、少しでも不安を和らげていただければ幸いです。
# ワクチンの今を伝える
「みんな、ワクチンどうしてる?」
「自分は受けたよ」
「副反応は出なかったよ」
「出たよ(こんな感じだった)」
「実際はどうなんだろう?」
と聞きたい方が
アプリを見れば、たくさんの人の
という実体験を知ることができる
という貴重な情報を集めて
不安に思っている方の気持ちを和らげることがこのアプリの役目です
みなさんの「ワクチンどうしてる?」を共有し
心配や不安を和らげる一助となれば嬉しいです
“可能性”の話だけじゃ怖いから..
「知ることで、安心できる」
それを実現できるのが、ワクチンクラウドです
コロナワクチンの接種が呼びかけられた際には「腕の痛みや発熱などの副反応が起こる可能性があります」という情報が伝えられました。
しかし、人は「可能性がある」という情報だけでは、どこか怖いと感じてしまうものです。可能性があると言われているけれど
「実際にはどのくらいの人にどんな副反応が出ているんだろう」
と知るだけでも、安心感が強まります。
恐怖や不安、心配の根源には「知らない・分からない」という未知があるため、この未知の部分を客観的かつ正しい情報で少しでも「見える化」することが重要です。
データの安全性について
プライバシー
収集されたデータは、個人の特定に結びつく情報を持たないため、万が一漏洩しても個人の権利や財産の損害に結びつくことはありません。また、研究目的同意の撤回はいつでも可能です。
データの扱い
ご協力によって得られた研究成果、および収集されたデータは、それぞれの疾患の早期発見、診断、治療の研究に役立てるため、学会発表や学術雑誌などに公表されることがあります。また、この研究のために集めたデータを別の研究または開発に利用する場合があります。
特記事項
本アプリは臨床研究におけるデータ収集用に専用開発されたものであり、それ以外の目的の使用を意図していません。研究参加によるいかなる健康被害、および機器破損に対しては補償できません。本アプリによる判定結果 は医師の診断ではありませんので、気になる症状がある場合は医師の診察を受けてください。
企画/監修/アプリ開発チーム
国立病院機構三重病院は全国140の病院ネットワークである国立病院機構に所属し、「小さな子どもから高齢者まで社会的弱者を支える総合成育医療機関」として地域医療に努めています。
比較的小規模な病院ですが、小児医療(24時間体制の小児二次救急に加え、急性期から慢性期までの多くの小児内科/外科/整形外科疾患、心身症)、重症心身障がい児(者)医療、神経難病医療、リハビリテーション、様々な成人の回復期医療(呼吸器疾患など)、小児から成人までの糖尿病・代謝内分泌疾患医療、耳鼻いんこう科(特にアレルギー、難聴)、眼科、口腔外科、麻酔科といった分野に特化しています。
また、特別支援学校が隣接しているため、慢性疾患を持つ子ども達が学習空白を作ることなく、「通学しながら自分の病気を治す」環境が整っています。
ワクチンに関しては、先代の神谷齊院長、庵原俊昭院長時代から深く携わり、水痘ワクチンの公費負担、小児のインフルエンザワクチンの接種量設定、ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・ロタワクチンの導入前後の患者数変化など、ワクチンの疫学、有効性、安全性の調査などを行っている他、三重県予防接種センターも三重病院内に設置され、相談事業も担っています。
アレルギー疾患は三重県のアレルギー疾患拠点病院として積極的に診療しているため、「ワクチン」と「アレルギー」の両方が関係する「ワクチン接種によるアレルギー反応」といった稀な症状を起こした方に対しては、ワクチンのチームとアレルギーの専門家が協力して積極的に原因精査を行い、今後の方針を検討しています。気になる症状がありましたらご相談ください。